移転2周年おめでとう

シャルロッテ移転2周年おめでとうございます。

 

本当にあっという間の2年で、密度の濃い2年だったなと思う。

 

移転した頃は不安の方が多かったこの場所も、今ではもう大丈夫だと安心出来る。

それはひとえにメイドさんの頑張りがあったから。蒲田というメイド文化とは無縁な地でもコツコツと頑張っていればちゃんと見てくれる人はいる。

落ち着く場所だと羽を休める人が本当にこの1年で増えた。

正直綱島時代、そして蒲田来てからの1年くらいはいつも見ている顔が並んでいたように思う。

常連になる人なんて本当に月に片手で数えるくらいなものだった気がする。

それがいつからだろう。

クラウドファンディングやつばきちの復活、他店のメイドさんとの交流をする中で段々と輪が広がっていったのを体感していった。

満席になる事が次第に増え、今では満席にならないことの方が少ないくらい人気店になった。

新規の人も、常連さんも凄い勢いで増えていく。

お店のキャパの方が今では全然足りないくらいだ。

メイドさんも移転した頃から半分以上顔ぶれが変わった。卒業していった人も蒲田から来た人も、本当に素敵なメイドさんが多くて初めて来た人でもまた来たいと思うのは必然のように思う。

 

僕としてもシャルに対しての感情も色々変わっていった。

綱島閉店まではひたすらに家だと、帰る場所だと思っていた。1番の感情で言うと落ち着く、や安心感だった。

それが思いもしなかった閉店やコロナによって考え方が大きく変わった。シャルは守るべき場所になった。

シャルを守るために全力で出来ることをするメイドさんと同じように僕として出来ることを常に全力でやろうという思いになった。

僕は他人に対して何かを出来るとは思うほど驕っていない。それでも突き動かされるのがシャルで、何故ならシャルはもうとっくに他人じゃなくて当事者になっていたからだ。

あと、僅かだけど僕がいないとメイドがメイドになれない瞬間が昔は少なからずあって、メイドとしての機会損失を僕が防がないと等と思ったりもした。

無事乗り越えられて10周年を迎えられたことは感慨深いもので、その喜びを心から分かち合いたかった。

 

そして今。またコロナが来ているけれどもう正直閉店の心配はないと安心出来る。何故ならシャルを支えるものが沢山あるから。

放っておいたら潰れそうで思わず手を差し伸べたくなる小さな店はもう無い。

誰からも愛されて、魅力的なメイドさんの揃った立派なメイドカフェがここにはある。

それを誇らしく思う。

毎年1年の半分以上ご帰宅して、ほぼ1番ご帰宅してるご主人様のつもりになっていたけれど今は仕事も忙しくて同じように鼻を高く出来ないけれど。

 

僕にとってのシャルへの愛はかけた金でも時間でも何でもない。ただ、ご帰宅すること。それが全てだったと思っている。

ご帰宅するということ。それがシャルへの愛を表現する唯一の手段で、3年半での600と数十回のご帰宅がその結果が“シャルいつでも僕の帰る場所”だった事の何よりの証だ。

 

メイドさんにも、シャルをずっと帰りたい場所にさせてくれてありがとうと言いたい。

いつも温かく楽しい時間をくれたから毎日飽きもせずご帰宅を楽しみに出来た。

逆に、僕は行き過ぎて飽きられてるだろうからそれは本当に申し訳ないと土下座なのだけれど。

ご主人様になったときからエクセルを作って、皆と均等に会えないメイドさんが居ないようにご帰宅を管理していた。長い時間空いたメイドさんと話すことを用意するメモを作った。

昔から今でもずっと、僕は不器用な分努力で人間性を補ってきた。

そして、そんな奥底まで僕を見抜いていつも優しく元気をくれたメイドさん達には敵わないなと思った。人と人とが本心で向き合えるこの場所が大好きだった。

 

シャルはどんどん進化していくけれど、変わらず優しい場所であって欲しいと願っている。

 

改めて、シャル移転2周年おめでとう。

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僕にとっては大きな節目となった移転はもう過去のものとなり、今では新生シャルとして立派にやっている。

だから移転という節目で祝うのはこれで最後。

 

 

 

 

 

 

何より、2月2日はツインテールの日として過ごした方が幸福度が高い。

 

今日も、メイドさんツインテールを見て僕は幸せだった。