1年の記録とチェキの話
今日は8月22日。
今日で、かぐやさん、というメイドさんに出会って1年が経ったらしい。
だからなんだという事は特に無いのだけれど、まあなかなか人生で経験しない新鮮で濃い時間だったので雑に振り返ろうかなと、そして1年経った今日の感情を整理しておきたいなと思って文章を書きます。
もう主題からして壮大な独りよがりなのだけど、一応公開する予定なのでなるべく臭くない、ポエム過ぎない程度にやっていきたい。
目を通していただける方は生暖かい目で見守って、「オタクじゃんw」って嘲笑してくれれば幸いです。
まず1年を振り返る前に僕がメイドカフェに通うにあたり自分に課したルールを説明しておきたい。
①推しを作らない
②2ショットを撮らない
③ツイッターをやらない
ルール設定した理由はざっくり2つあって、
1つは予防線を張って自分を守る為。2つ目はこの空間を大切にするため。
②はわかりやすく①を避ける為の予防策で、
①、③は理由は腐るほどあるけど自分のリソースをあまり割いて私生活に影響を及ぼさないっていうのが1つ大きな理由としてあった。
この1年はなにかと重要な1年だったというのも背景にはある。自分の性格上一度決めたらやり切るみたいなところがあったので特に気をつけて予防線を張っていたつもりだった。
あと、初めに何となく感じ取っていたように、距離感だったりこういう線引きみたいなのはメイドさんにやらせたら終わりで、客側がしっかりするべきだという考えを持っていてそこに関してはかなり慎重になっていたし今もその考えは変わらない。
ただ、結論から言うと初めに作ったルールは現時点でほぼ*1破っているので僕の完全敗北なんだけど
このルールを破るきっかけとなったのが他でもない、かぐやさんだ。
僕が初めてルールを破ったのは忘れもしない、かぐやさんのバースデーイベントだった。
ここではあまりエモい事は省略していくつもりなので結論だけ言うと、当日の彼女の幸せそうな表情を見ていて、最後にスピーチを聞いてこうなった。
最後の理性のタガを壊すために初めてアルコールを摂取して、その勢いでツーショットをお願いした。
「ツーショットは撮りません。おこがましいので、、、」と言っていた2時間後に手のひらを返しているのだから恥を知れという感じである。
ここまで自分の文章を振り返ってみて自分でも気づいたが、そう、今回はただのチョロいオタクのお話だ。内容は無い。申し訳ない。
ただ、あの日は本当に幸せだった。
彼女の幸せが伝播するように、僕も本当に満たされた気持ちになった。ツーショットをお願いして、一緒に撮ってくださるんですか?と向けられた笑顔が眩しくてこの人の笑顔には一生適わないな、ともなった。
そんな1日の最後の締めくくりに、こんなに心臓が暴れることあるか!?ってくらいドキドキしながら腕を組んで、人生で初めてのツーショットチェキを撮れた事に1ミリも後悔は無くて、このチェキを見返す度に温かい気持ちになれる。自分の顔は好きではないが、チェキに写っている馬鹿みたいに鼻の下が伸びて緩んだ顔したオタクをみると、お前どんなアホな面してるんだよwとウケながら、ちょっと泣きそうになる。
こんな風に思い出をたくさん形にして残したいな、と思わずにはいられなくなった。
ただ、あの日はあくまで特別な日だったから。
僕は再び、ツーショットを封印した。
次に来たハロウィンイベント1日目ではワンショットチェキをお願いした。
ハロウィンイベント2日目は、メイドの卒業を初めて経験する日だった。
僕と同じくらいにこのカフェに来たメイドさんで、よく会っていたメイドさんで、よく笑う人だった。
4ヶ月程ではあったけれど、思い入れはあったし、突然来た永劫の別れに感情の整理がつかずに当日を迎えた。
簡易的ではあったが、イベントの最後にスピーチの時間が設けられた。これまでの日々の思いや、これから先のこと、色んなことを語っていた。漫才コンビといじられていた同期2人組の下りで「相棒に相談したら辞めたくなくなると思って相談しなかった」と涙ながらに話すのを聞いて目頭が熱くなった。
ああ、本当にこんなにあっけなく終わるんだ。
終わりが必ず来るのがこの世界なんだと、限りある貴重な“今”の持つ意味合いを理解した。
スピーチが終わり、気づけば僕はかぐやさんにポイントカードを握りしめて出していた。
「これで、ツーショットをお願いします」と。
2度目のルール破り。
今回は酒で誤魔化すのではない、自分の手でルールを完全に破壊することを決意した。
本当にルールを破棄した瞬間だった。
下らない事を抜かして今をとり逃したら一生後悔すると痛いほどわかったから。一緒にいられる時間を記録に残したい、大切にしたいという自分の気持ちが何より優先すべきものだと判断した。*2
奇しくもこの日の彼女は警官のコスプレで、ルールを破った僕が逮捕された記録が出来上がった。
それから先の日々は息を吸うようにツーショットを撮る日々で、財布の中に大切にしまっていたチェキも、次第に財布の厚みが倍になり破裂寸前になったくらいにはチェキ帳に移行された。今では2冊目も順調に埋まっている。
だが、相変わらずチェキに写る僕は鼻の下を2メートル伸ばしたオタク面を浮かべている。
もうしばらく、この間抜けな面を見て笑う日々を過ごしていたいなと、切に願うばかりだ。
最後にこの1年の記録。
チェキを撮った枚数
1021かぐやBD2枚
1030ハロウィン1枚(1sho)
1031ハロウィン(まどか卒)1枚(2sho)
1111ほそえBDあすかぐ1枚
1124 7周年イベ1枚
1209 ゆきんこBD1枚
1224クリスマス1枚
0111 巫女1枚
0217るかBD1枚
0224めるBD1枚、たまかぐ1枚、めるかぐ1枚
0310アスカ卒1枚、あすかぐ1枚
0317つばき卒1枚
0407令和記念1枚
0418学校1枚
0426まむBD1枚、ゆきかぐ1枚、かぐしお1枚
0501ロングメイド1枚
0526しおんBD1枚、かぐしお僕1枚
0602はちBD2枚
0616こまちBD1枚
0630アニヨコ3枚、めるかぐ1枚
0707奏BD2枚
0714める卒2枚、めるかぐ1枚
0723チャイナ1枚
計37枚
3杯オリカク等で写メを撮った枚数 32枚
頼んだオリカク 95杯
会った回数 100回